広島ドラ3田中 三塁アピール弾 指揮官「右翼・堂林」示唆

[ 2014年3月9日 05:30 ]

<広・ヤ>8回無死、田中がソロを放ちベンチでタッチを交わす

オープン戦 広島4―6ヤクルト

(3月8日 福山)
 もうオプションじゃない。「右翼・堂林」は広島開幕オーダーの有力な選択肢だ。5回の守備で三塁から、練習を重ねる右翼へ移動。8回に、この試合3安打目となる右翼線適時三塁打を放った。

 かつての“三振王”からの脱皮を感じさせる、追い込まれた状況での一撃。野村監督は「打撃の状態がいいのであれば、ライトはシーズンでもあり得る」と話した。

 ドラフト3位・田中が8回に6日の練習試合から2戦連発となるアーチをかければ、9回も適時打。打撃で前評判を大いに上回る即戦力ぶりを示すから、三塁に入れて堂林と併用したくもなる。内野のバックアップ候補を脱する勢いの新人は「(本塁打は)感触がよかった」と笑顔だった。

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2014年3月9日のニュース