昨年度も部員をたたく体罰 東海大山形監督

[ 2013年9月8日 15:21 ]

 山形市の東海大山形高校の硬式野球部で今月、男性監督(35)が平手打ちで部員にけがを負わせた問題で、監督が昨年度にも部員を手でたたく体罰を加えていたことが8日、山形県への取材で分かった。県は体罰が常態化していなかったか調べる。

 県が行った昨年度分の体罰に関するアンケートで、学校側は「運動部で体罰があった」と報告。県があらためて確認したところ、硬式野球部の監督によるものだったと回答があったという。

 また、監督による体罰を告発する文書を受け取った県高野連が、学校側に事実確認をした際、文書を学校側に渡していたことも分かった。

 県高野連によると、文書が届いたのは5日。高野連は「告発文書は匿名で、告発者が特定される内容はないので問題ない」としている。

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2013年9月8日のニュース