選手宣誓の帯広大谷・杉浦主将 “ノーミス”リハ

[ 2013年8月8日 06:00 ]

選手宣誓のリハーサルをする帯広大谷・杉浦主将

 <北北海道帯広大谷>杉浦主将が選手宣誓のリハーサルをノーミスで決めた。

 宣誓文の作成に6時間を費やしたといい「すべての命に生かされている」のフレーズに支えてくれた人への感謝を、同じく「さまざまな困難」には東日本大震災や戦争など95回を数える大会の重みを込めた。前夜は午後10時の消灯後に1時間、宿舎の自室で宣誓を繰り返したという杉浦主将は「言葉の重さ、ひと言ひと言に思いを込めて伝えたい」と意気込んだ。

 ≪選手宣誓全文≫

 宣誓。私たちは今、この甲子園球場に立てることに幸せを感じています。第95回を数える長い歴史の中でさまざまな困難を乗り越え、本当に多くの先輩方が前を向き、夢、感動、勇気を与えてくれました。それを私たちが継承し、また先輩方に負けないように決して諦めず、仲間を信じ、未来を信じ、今よりも一歩でも前進します。今生きていること、すべての命に生かされている重みをしっかりと受け止め、高校生らしく爽やかに、すがすがしいプレーをすることを誓います。

平成25年8月8日

選手代表
北海道帯広大谷高等学校野球部主将 杉浦大斗

続きを表示

2013年8月8日のニュース