日川 3本塁打で悲願の甲子園1勝!29年ぶり箕島は初戦で散る

[ 2013年8月8日 17:39 ]

<箕島・日川>4回表日川1死、山形が中越えに本塁打を放つ。投手須佐見、捕手権城
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 第95回全国高校野球選手権大会は8日、甲子園球場で開幕。開会式に引き続き1回戦3試合が行われ、第3試合では日川(山梨)が4―2で29年ぶり出場の箕島(和歌山)を下し、春夏合わせて5度目の出場で悲願の甲子園初勝利を手にした。

 日川は1回、3番のエース山田の左越えソロ本塁打で先制し、4回には4番・山形の中越えソロ本塁打で加点。5回にも広瀬の左越えソロ本塁打でリードを広げた。1点差に迫られた6回には2死二塁から二塁走者が三盗を狙い、捕手の悪送球の間に4点目を奪って逃げ切った。

 1メートル94の右腕・山田は4回以降は毎回走者を背負ったが、要所を締めて6安打2失点で完投。バックも無失策でエースをもり立てた。

 箕島は5回、犠飛と相手失策で1点差に迫ったがあと一歩及ばず。1983年以来の夏の甲子園勝利はならなかった。

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