枡田が決めた 勝ち越し2点右前打は「抜けてくれと思って走った」

[ 2013年7月24日 22:27 ]

<ソ・楽>9回1死二、三塁、右前に勝ち越し2点適時打を放つ枡田

パ・リーグ 楽天9―4ソフトバンク

(7月24日 北九州)
 これが首位チームの底力か。試合前半沈黙した楽天打線が、6回から目を覚ました。4点ビハインドからジョーンズ、マギーの連続適時打など9人攻撃で1点差。9回には打者10人で6点を奪い、一気にひっくり返した。

 同点の1死二、三塁で右前に勝ち越し打を放ったのは6番枡田。この打席まで4打席で四球1つと貢献できていなかった。「打ててなかったので何とか1点をと強い気持ちで打席に入った。抜けてくれと思って一生懸命走った」と自らにプレッシャーをかけて、見事に打ち勝った。「(2点入って)よっしゃ!と思った」と振り返った。

 敵地で見事な集中打を見せ快勝。後半戦最高のスタートを切ったが枡田は「この先長いので一戦一戦」と目の前の試合に集中していく。球団初の優勝へ気を緩める気配はない。

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