藤浪、松坂超え史上最速先発へ 31日ヤクルト戦最有力

[ 2013年3月25日 19:21 ]

開幕前イベントで笑顔を見せる阪神・藤浪(左)と和田監督

 阪神ドラフト1位・藤浪晋太郎投手(大阪桐蔭)がヤクルトとの開幕3連戦(29~31日、神宮)中にドラフト制導入後の高校出新人としては史上最速で先発デビューすることが25日、決定的になった。

 和田豊監督がこの日、東京都内で行われたイベントで「開幕カードに投げるであろう調整をしている」と明言した。24日のオープン戦最終登板から中6日となる31日の3戦目が最有力だ。

 最速記録は西武時代の1999年の松坂大輔投手、2005年の涌井秀章投手(西武)らの開幕4試合目。ドラフト制後、球団史上初の高校出新人の開幕先発陣入りとなる藤浪は「調整を今まで通りやって自分の投球をするだけ」と自然体で意気込んだ。

 最後のオープン戦は6回途中6失点でKOされたが、監督は「悪いところは全部出した」と言う。「重圧はあると思うが、大舞台の経験がある」と昨年の甲子園大会を春夏連覇した大型右腕の真価に期待した。

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2013年3月25日のニュース