大和広陵・立田 痛恨の118球目「直球でいくべきだった」

[ 2013年3月25日 06:00 ]

<尚志館・大和広陵>9回無死満塁、関に逆転となる右翼線適時二塁打を打たれガックリの大和広陵・立田

第85回センバツ高校野球大会第3日2回戦 大和広陵1―2尚志館

(3月24日 甲子園)
 大和広陵(奈良)の最速149キロ右腕・立田が完封目前で散った。

 1―0の9回、連打と四球で無死満塁のピンチを招き、関に右翼線二塁打を運ばれた。空振りを狙ったスライダーが悔恨の118球目となった。「今思えば、スライダーで逃げてしまった。あそこはやはり、直球でいくべきだった」と悔やんだ。それでも9回に143キロを計測し、大器の片りんも見せた。今月上旬の紅白戦で腰を痛め、調整に狂いが生じたが2年生右腕は聖地で貴重な経験を積んだ。

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2013年3月25日のニュース