浩二監督 体重3キロ減…重盗失敗は「今でも悔いはない」

[ 2013年3月25日 06:00 ]

東京ドームを訪れた山本監督(左)は巨人・阿部と談笑する

 WBCで侍ジャパンの指揮を執った山本浩二監督(66)が24日、巨人―楽天戦を実況中継した日本テレビの解説者として東京ドームを訪れた。公の場に姿を見せるのは19日成田空港での帰国会見以来となる。

 帰国後は「毎朝、野球をしている夢で目が覚める」という。体重も3キロ減った。準決勝のプエルトリコ戦敗退で相次ぐ采配批判。主将を託した阿部に「重荷をかけてすまなかったな」と声を掛けると、逆に「あれだけ叩かれて…。入院しないでください」と心配された。

 だが、批判が集中する重盗失敗について「今でも悔いはない」と断言。「いろんなバッシングがあって気にはしている。負けたら何を書かれてもしようがないけど、真意じゃないことを伝えられるのは嫌だ」。釈然としない批判もあるが、「また反論されるだけだから…」とのみ込んだ。

 侍ジャパン監督としての今後については「何も考えてないし、何も言われていない。意欲?それも考えられない」と白紙を強調。はっきりしているのは「それぞれケガなくチームに戻って、いい形で開幕を迎えてもらいたい。全員活躍してほしいな」。ともに日の丸を背負った選手への思いである。

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