尚志館・関 土壇場9回逆転打「最高です」

[ 2013年3月25日 06:00 ]

<尚志館・大和広陵>9回無死満塁、尚志館・関は逆転となる右翼線2点二塁打を放ち一塁を回る

第85回センバツ高校野球大会第3日2回戦 尚志館2―1大和広陵

(3月24日 甲子園)
 尚志館(鹿児島)は0―1の9回無死満塁で、6番・関が値千金の逆転2点二塁打。「ビデオで見たら同じ球種は続けて投げない。だから変化球を待っていた」と2ストライク後の3球目、内角スライダーを泳ぎながらも右翼線へ運んだ。

 「最高です。みんながチャンスをつくってくれたので絶対に還そうと思った」。投げてはエース・吉国が初回の1失点だけで粘り抜いた。「立ち上がりはコントロールを意識しすぎた。2回からはど真ん中でもいいからと思い切り投げた」と力の投球で最少失点に抑えた。大隅半島の高校から初の甲子園出場で見事な初勝利を挙げた。

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2013年3月25日のニュース