岡田監督 “闘魂注入”マウンドへ「きょうの収穫は中山よ」

[ 2012年8月12日 06:00 ]

<ロ・オ>勝利投手の小松とタッチするオリックスの岡田監督

パ・リーグ オリックス4-0ロッテ

(8月11日 QVC)
 オリックスの岡田監督が“闘魂注入”で投手陣を蘇生させた。見せ場は6回。2番手に中山を投入すると、自らマウンドへ向かった。そこに投手コーチの姿はない。カード初戦の10日に逆転打を食らった左腕に指揮官が直接気合を入れると、2回を0封。無失点リレーで連敗を4で止めた。

 「中山が投げる時はおれが(マウンドに)行くと決めてた。一発気合を入れてな。0に抑えるのが一番のクスリよ。きょうの収穫は中山よ」

 指揮官は意図を説明した。この試合前まで直近の3試合で投手陣は計29失点。「後ろのピッチャーがボコボコに打たれてたからな」と振り返ったように、この日は星野、赤堀両投手コーチをブルペンに配置した。平野、岸田の登板時は山田バッテリーコーチがマウンドへ向かった。この“緊急措置”は12日と2試合限定だが、効果はすぐさま表れた。

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2012年8月12日のニュース