旭川工 あと1人も遠かった初勝利「甲子園で勝つのは厳しい」

[ 2012年8月12日 11:35 ]

初戦敗退し、引き揚げる生田捕手(中央)ら旭川工ナイン

第94回全国高校野球選手権大会1回戦 龍谷大平安9―8旭川工

(8月12日 甲子園)
 初勝利はほぼ手中にあった。が、1つの四球からすべてが崩れた。旭川工の佐藤監督は「甲子園で勝つのは厳しいですね」としみじみ敗戦の弁を述べた。

 平安の名前に気後れせず、互角の展開で終盤へ。7回に4点を奪い、一時ダブルスコアになった。そして9回2死走者なし。3番打者に与えた四球がきっかけで同点にされた。

 「あの四球で嫌な予感がした」と佐藤監督。タイスコアになってからは防戦一方。10回のピンチはしのいだが、11回に力尽きた。「相手のバッティングはさすが。ウチも積極的な打撃をした。その点はほめてあげたい」と、過去4度の甲子園出場で3試合連続完封負けだった歴史にピリオドを打った収穫を口にした。

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