佐世保実・松山 3安打 父が果たせなかった甲子園1勝

[ 2012年8月12日 06:00 ]

<佐世保実・札幌一>3回1死一、二塁、佐世保実・松山は左中間適時二塁打を放つ

第94回全国高校野球選手権1回戦 佐世保実5―3札幌一

(8月11日 甲子園)
 佐世保実は1メートル67の4番打者が3安打で勝利の立役者となった。3回1死一、二塁で松山は内角直球に詰まりながらも先制の左中間適時二塁打。

 「1点を取りにいくことを心掛けた」。7回は1死一塁からチャンスを広げる中前打で、勝ち越し機をお膳立てした。「前から痛かった。筋が緩んでいて、離れている」という右手首にはテーピングが施されている。父の博之さんが佐世保工で甲子園の土を踏んだ74年夏に果たせなかった初戦突破。「次は確実なヒットを打ちたい」と力強く語った。

 ▼佐世保実・木村(11安打を浴びながらも3失点完投)コントロールが悪くてボールが先行した。仲間に助けてもらった。

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2012年8月12日のニュース