宇部鴻城 甲子園1勝は「今まで味わったことのない感覚」

[ 2012年8月12日 06:00 ]

<宇部鴻城・富山工>9回、相手エラーでサヨナラ勝ちし大喜びでベンチを飛び出す宇部鴻城ナイン

第94回全国高校野球選手権1回戦 宇部鴻城5―4富山工

(8月11日 甲子園)
 宇部鴻城はサヨナラ勝ちで初出場校対決を制した。同点の9回1死二塁。相手の失策で生還した樋ノ口は「今まで味わったことのない感覚。自分たちの団結力が相手を上回った」と興奮気味に話した。

 同点に追いついた5回に無死一、三塁で、サインをスクイズと勘違いして本塁に突っ込みアウトになったが、9回1死から二塁打で出塁し白星を引き寄せた。山口大会から接戦を勝ち抜いてきた尾崎公彦監督は「校歌を聴いて涙ぐんでしまった」と感極まった様子だった。

続きを表示

2012年8月12日のニュース