女子野球W杯 日本 21得点でオランダにコールド勝ち

[ 2012年8月12日 11:52 ]

オランダ戦で力投する日本・小西

 第5回IBAF女子野球ワールドカップは11日、カナダのテラスフィールドで1試合を行い、日本が21-0でオランダに規定通り5回コールド勝ちした。

 日本代表打線がW杯初戦から爆発した。初回、先頭三浦の右前打を足掛かりに、四球と川端の左前打で満塁。4番西の走者一掃の左中間二塁打で先制。その後、連続四死球と連打で2点追加。なおも暴投、犠飛と打者一巡した1番三浦と六角の連打でこの回、一挙9点を奪った。

 3回にも1点を加えた日本は、4回に三浦がこの日4安打目となる左中間二塁打で2点を追加。5回も再び打者一巡の猛攻を浴びせ、計19安打で21得点した。投げても先発小西が3回を3安打無失点に抑えるなど、投手陣が完封リレーで初戦をものにした。

 ▼三浦伊織外野手の話 思ったより全然緊張しなかったです。投手の球もさほど速くなかったので落ち着いていけました。最初の打席でヒットが出た時はほっとしましたね。ガッツポーズも出ましたね。周囲からは三浦がヒットを打って出てくれたらなとプレッシャーを掛けられていたので打てて良かったです。

 ▼小西美加投手の話 マウンドは楽しかったです。調子自体は悪くなかったんですが、立ち上がりで変化球の緩急があまりなかったので、もっとカーブ、スライダーに力を入れ過ぎずやっていきたいですね。今日は、まだまだというところで70点ですね。緊張感よりも、わくわく感の方が大きかったです。もう試合がしたくてしょうがなかったですね。

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2012年8月12日のニュース