マエケン 広島の球宴MVPは江夏以来32年ぶり

[ 2012年7月22日 08:06 ]

<全セ・全パ>初回2死、中島を3球三振に斬る全セ・前田健

オールスター第2戦 全セ4―0全パ

(7月21日 松山)
 広島の前田健が3回1安打無失点の好投で第2戦のMVPを獲得した。球宴で投手のMVPは04年第1戦松坂(西)以来8年ぶり。広島では80年第3戦の江夏以来32年ぶり2人目だ。

 前田健は球宴初登板の10年第1戦で先発し2回まで完全投球。この日も2回まで無走者に抑えた。球宴で完全に抑えた最多連続イニングは70~72年江夏(神)の7回だが、球宴デビューから4回は山根(広)が80年第2戦3回、84年第2戦1回と続けたのに並び2人目。また広島の投手で球宴通算2勝は前田健が初めてで、89年長冨が勝利投手になってからは広島勢は7連勝となった。同一球団で7連勝は西武が西鉄時代の66年池永から、84年松沼雅まで記録して以来2チーム目だ。

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