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鉄腕新人・吉田2勝目!JR東日本は東芝撃破で4強一番乗り

<JR東日本・東芝>力投するJR東日本・吉田

第83回都市対抗野球準々決勝 JR東日本3―0東芝
(7月21日 東京D)
 準々決勝1試合と2回戦2試合が行われた。2連覇を狙うJR東日本(東京都)は一昨年の覇者・東芝(川崎市)を3―0で下し、4強進出一番乗りを果たした。3試合連続の先発となった新人・吉田一将投手(22)が、8回2/3を3安打無失点の好投で今大会2勝目を挙げた。また、NTT東日本(東京都)と日本生命(大阪市)がそれぞれ準々決勝に進んだ。

 もはや新人の域を超えている。前年度優勝チームで新人ながら吉田が開幕から3試合連続で先発を務め、早くも2勝目。過去7度の優勝を誇る東芝にも付け入る隙を与えなかった。

 「ペース配分を考えずにやった結果。後ろに先輩がいっぱいいるので、アウトを1つずつ取ることだけ考えました」

 初回から快調に飛ばした。5回に3者連続三振を奪うなど、8回までわずか84球、許した安打は2本だけ。最速146キロの直球にスライダーとチェンジアップを両サイドに出し入れする投球は風格さえ感じさせた。完封目前の9回1死から初めて四球を出し、続く松永に中前打されて降板。「あそこが自分の詰めの甘さです」と反省したが、8回2/3を投げ3安打無失点と堂々の投球だった。

 秘めていた才能が一気に開花した。青森山田時代は甲子園に出場したが背番号13の4番手投手。1メートル90、78キロの大柄な体を持て余していた。だが「20歳までは焦らず体を鍛えろ」という当時の指導者の教えを愚直に守った。日大に進学後も東都2部で6季を過ごすなど大舞台とは縁遠かったが、体幹トレーニングは地道に続けた。1部に昇格した4年秋にはリーグ戦14試合中、12試合に登板するなど、連投に耐えうる強い体をつくり上げ、満を持して社会人の門を叩いた。2部リーグで投げる吉田に声を掛けた堀井哲也監督でさえ「まさか1年目からフル回転してくれるとは」と驚く。

 これで07年の決勝で敗れた東芝へのリベンジを果たし、61、62年の日本石油(現JX―ENEOS)以来、50年ぶりとなる連覇も見えてきた。「あと2勝して連覇します」。力強い発言も新人離れしている。

 ◆吉田 一将(よしだ・かずまさ)1989年(平元)9月24日、奈良県生まれの22歳。青森山田高では3年夏に甲子園出場し2回戦で敗退。日大では2年春にリーグ戦デビュー。東都リーグ1部通算12試合で3勝6敗、防御率2.69。遠投110メートル、50メートル走6秒4。1メートル91、90キロ。右投げ左打ち。

 ≪3度目の正直≫JR東日本は東芝と3度目の対戦で初勝利を挙げた。07年は決勝で対戦し、1―7の9回に4点を奪い反撃したものの、5―7で敗れて準優勝。10年は2回戦で対戦し、6―8で敗れていた。

[ 2012年7月22日 06:00 ]

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