成瀬 野菜克服で肌荒れ解消 球界屈指の制球力身につけた

[ 2012年6月11日 07:30 ]

<巨・ロ>1点差に迫られなおも2死二塁のピンチで村田を投手ゴロに打ち取りグラブを叩く成瀬

交流戦 ロッテ2-1巨人

(6月10日 東京D)
 9回を無四球で投げ切ったロッテの成瀬。球界屈指の制球力を誇る左腕だが、かつては制球に絶対の自信を持っていたわけではなかった。

 原因は投手の生命線である指先の肌荒れ。「昔は野菜全般が苦手だった。ビタミン不足で肌荒れが凄かったんです」と振り返る。

 中学までは特にレタスが嫌いで、サラダを全く食べずに育った。食べられたのは白菜だけ。「白菜はすき焼きのイメージだから食べられた」と苦笑いだ。

 だが、名門・横浜での寮生活を機に食生活を改善。徐々に野菜を克服し、16勝1敗でブレークした07年以降は肌荒れの悩みも解消した。今や苦手な野菜はセロリ、ピクルスのみ。完勝宣言が出る日も近そうだ。

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2012年6月11日のニュース