阪神 「能見嫌い」発言でマートンに注意「誤解招く発言は控えて」

[ 2012年6月11日 06:00 ]

8回無死、代打・マートンは初球を打ち三ゴロ

交流戦 阪神1-2ソフトバンク

(6月10日 甲子園)
 阪神の南信男球団社長(58)は10日、9日のオリックス戦(甲子園)後に「(先発の)能見さんが嫌いだから相手に点をやった」といった趣旨の不適切な発言をしたマット・マートン外野手(30)に対し、口頭で注意したことを明らかにした。

 「誤解を招くような発言は控えるように言った。本人も“迷惑をかけて申し訳ない”とのことだった」。罰金などの処分を科す考えはなく「球団としてこれ以上の措置はない」とした。

 マートンは前日、緩慢なプレーで二塁走者の生還を許し、試合後、報道陣の質問に「アイ・ドント・ライク・能見サン」と発言。通訳が慌てて「冗談ですよ」と火消しに努めた。

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2012年6月11日のニュース