マートン 不適切発言でスタメン落ち?和田監督「景色を一度変えようと」

[ 2012年6月11日 07:03 ]

8回無死、代打・マートンは初球を打ち三ゴロ

交流戦 阪神1-2ソフトバンク

(6月10日 甲子園)
 阪神の南信男球団社長(58)は10日、9日のオリックス戦(甲子園)後に「(先発の)能見さんが嫌いだから相手に点をやった」といった趣旨の不適切な発言をしたマット・マートン外野手(30)に対し、口頭で注意したことを明らかにした。

 渦中のマートンは4月4日に左太腿裏痛から復帰後は初のスタメン落ち。2点を追う8回無死から代打で登場し、三ゴロに倒れた。

 和田監督は「チームの中心。どうやって状態を上げていくか。景色を一度変えようと」と、あくまでも状態を上げるための処置と説明した。

 試合後「ゴメンナサイ。キョウハナイ」と日本語で話し、球場を後にしたマートン。2年連続リーグ最多安打の助っ人の復調なくして、チームの浮上はあり得ない。

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2012年6月11日のニュース