出会いは14年前…三浦 小5から知る黒羽根の成長に感慨

[ 2012年4月13日 08:54 ]

<ヤ・D>完封勝利の三浦(右)は黒羽根とハイタッチ

セ・リーグ DeNA4-0ヤクルト

(4月12日 神宮)
 DeNAの三浦にとって忘れられない試合がまた増えただろう。女房役の黒羽根とは不思議な縁がある。98、99年と上大岡駅前で行われた自身のトークショーで、当時、上大岡小5、6年生だった黒羽根が2年連続で花束贈呈役に選ばれた。以来、黒羽根少年は三浦とのバッテリーを組むことを夢見た。

 2人が口をそろえて話す場面は、昨年 8月14日の中日戦(相模原)で初バッテリーを組んだ時のこと。7回2死一、三塁、平田を内角スライダーで空振り三振に斬った。「初めて自分の投げたい球をピッタリと要求してくれた」と三浦。出会いから14年。この日、制球に苦しんだ自身を「我慢強く投げてください」と励まし続けた女房役の成長を頼もしげに見つめた。

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2012年4月13日のニュース