デビュー戦で制球難…ダル試行錯誤フォーム微調整も

[ 2012年4月13日 06:00 ]

<レンジャーズ・マリナーズ>ブルペンで、マイク・マダックス投手コーチ(左)、ホーキンズブルペンコーチ(左から3人目)の指導を受けるダルビッシュ

 レンジャーズのダルビッシュが、今季2度目の登板となる14日(日本時間15日)のツインズ戦に向け、投球フォームの修正を行った。中4日調整での投球練習日は登板3日後が恒例だったが、今回は2日後にブルペン入り。捕手を座らせて41球を投げ込んだ。

 初勝利した9日のマリナーズ戦は、5回2/3を8安打5失点5四死球。気負いすぎて制球が乱れ「勝負できる状況になかった」と振り返った右腕を、首脳陣は付きっきりで指導。24球目を投げた後、突然マイク・マダックス投手コーチが投球を一時中断させ、投げる動作を交えてダルビッシュに助言した。さらに、捕手の斜め横にいる自分に向かってノーステップで投げるよう指示。球を離すタイミングや体重移動を指導したものとみられるが、同コーチは「今は話せない」と明言を避けた。

 ダルビッシュはプレートの位置も変更。マ軍戦では一塁側と真ん中を踏んで投げていたが、キャンプ中盤までの三塁側に戻し、ノーワインドアップを試す姿もあった。更新した自身のブログでは初登板を「最低中の最低の内容」とつづっており、次戦へ向けても試行錯誤が続いているようだ。

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2012年4月13日のニュース