斎藤、悔しい敗戦…ライバル対決「それどころではなかった」

[ 2012年4月13日 22:26 ]

7回途中で降板した日本ハム・斎藤(奥)

パ・リーグ 日本ハム1―2楽天

(4月13日 札幌D)
 日本ハムの斎藤は7回途中で降板、今季初黒星を喫した。高校時代からのライバル、楽天・田中との投げ合いに周囲の注目は集まったが「それどころではなかった」と振り返る。

 試合後、報道陣に囲まれても、しばらく沈黙が続いた。腕を組み「自分の思い通りに球が投げられなかった」と声を絞り出したように、制球に苦しみ3回までに80球。2回と3回はともに四球が絡んで満塁のピンチを招いて1点ずつ失い、楽天に逆転を許した。

 昨年9月のプロ初対戦は1―4で敗れた。プロ2年目で初の開幕投手を務めた今季はこの日の対戦を前に斎藤が2勝0敗、田中は0勝1敗だったが、直接対決で“成長の跡”を見せることはできなかった。

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