球団ワーストタイは免れる…移籍の和製大砲が待望の一発!

[ 2012年4月11日 21:19 ]

8回巨人1死二塁、村田が左越えにチーム今季初本塁打となる2ランを放つ。投手小林正

セ・リーグ 巨人5―1中日

(4月11日 東京ドーム)
 思わずジャンプした。自然とガッツポーズが出た。2点リードの8回1死二塁、1―1からの中日・小林正の投じた3球目のスライダーを巨人・村田のバットが捉える。打球はライナーで左翼中段に飛び込んだ。

 横浜からFAで巨人に移籍し、11試合44打席目に飛び出した待望の第1号はチームにとっても今季1号だった。「確かにプレッシャーはあったけど、自分のスイングをすることを心がけていた。1本出て、これからみんなも打ってくれるんじゃないですかね」と村田。この試合で本塁打が出なければ、38年春の11試合連続本塁打なしの球団ワースト記録に並ぶところだった。

 初めてのお立ち台。「巨人ファンに喜んでいただけて光栄。これからもチームのために1本でも多く打ちたい」村田の言葉にスタンドが沸いた。原監督は「1本出て“呼び水”になってくれればいいなと思います」と期待。開幕から11試合で3勝7敗1分と不振が続く巨人。新加入した和製大砲の一発が反攻のノロシとなるか…?

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2012年4月11日のニュース