栗山監督 ダル苦戦も心配なし「状態いい 次が楽しみ」

[ 2012年4月11日 06:00 ]

 苦しみながらも初勝利を挙げたレンジャーズ・ダルビッシュに、古巣・日本ハムからも祝福の言葉が寄せられた。福岡市内の宿舎でテレビ観戦した日本ハムの栗山監督は「(初回の)一瞬でも困ったなというあんな表情、久しぶりに見たよね。でも体の状態は良さそうだから次が楽しみ」と話した。今季から監督に就任したため、同じチームで戦うことはなかったが「一回でも“投手ダルビッシュ”って言ってみたかったよね。普通に18~20勝するでしょう」と活躍に太鼓判を押した。

 また自身も98年から5年間、メジャー経験のある吉井投手コーチは、チームが逆転してから本来の投球に戻ったと分析。「序盤はボールを動かそうとし過ぎていた。米国かぶれな投球。逆転してからは自分のやりたいようにやっていた」と話した。08年から日本ハムの投手コーチを務める同コーチは、ダルビッシュの成長を間近で見てきた一人。「コーチではなく一ファンの意見」と前置きした上で「きょうは少しよそ行きだったけど、これから日本でやっていたダルの投球を見せてほしい」とエールを送った。

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2012年4月11日のニュース