島袋4失点も3勝目 完投ならず「悔いが残る投球」

[ 2012年4月11日 06:00 ]

<中大・日大>勝利投手にはなったものの、9回途中4失点で降板する中大先発・島袋

東都大学野球 中大8-4日大

(4月10日 神宮)
 1回戦2試合が行われた。第2試合では中大の島袋洋奨(ようすけ)投手(2年)が日大を相手に8回0/3で7安打4失点ながら、打線の援護に恵まれて3勝目を挙げた。第1試合は駒大が青学大を5―2で下し、今季から就任した西村亮新監督(37)が開幕から3戦目でリーグ戦初勝利を挙げた。

 中大の島袋が8回0/3、4失点で早くも今季3勝目を挙げた。東洋大との開幕週で22回318球を投げ、疲労が抜けない中での投球だったが、8回2死まで1安打の完封ペース。だが、そこから連打で1点を失うと、9回には4連打を浴びて無念の降板となった。9回は完投を志願してマウンドに上がっただけに「悔いが残る投球。悔しい」と表情は晴れなかった。しかし、これで昨年の勝ち星に並ぶ3勝目となった。秋田秀幸新監督も「確かに疲れはあったけど、あれだけの投球をするんですから」と目を細めた。

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2012年4月11日のニュース