元中日チェン ホロ苦デビュー…ヤ軍相手に6回途中4失点

[ 2012年4月11日 11:46 ]

ヤンキース戦で大リーグ初登板したオリオールズのチェン

ア・リーグ オリオールズ4―5ヤンキース

(4月10日 ボルティモア)
 中日からオリオールズに移籍したチェンが10日、ボルティモアで行われたヤンキース戦で大リーグ初登板。6回途中7安打4失点(自責点2)だった。

 1回いきなりジーターに先頭打者本塁打を浴び、次打者にも二塁打されたが、何とか後続を断つとその後は立ち直って快投。最速148キロの直球に変化球を織り交ぜる投球術が光り、2回から3イニング連続で三者凡退に斬った。

 しかし1―4の6回1死満塁から犠飛を許すと、三塁手の失策でも失点。適時打で同点に追いつかれたところで交代を告げられた。

 デビュー戦、しかも相手は強打のヤンキースで「精神的にかなり疲労した」と振り返ったチェン。「チームに勝利をもたらす投球ができなかった。満足していない」と悔しさを隠せなかった。

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2012年4月11日のニュース