ダル 帽子をとらなかったのは「知らなかった」

[ 2012年4月11日 06:00 ]

<レンジャーズ・マリナーズ>試合前、大勢のファンの声援を受けながらベンチに入るレンジャーズ・ダルビッシュ

ア・リーグ レンジャーズ11―5マリナーズ

(4月9日 アーリントン)
  【レンジャーズ・ダルビッシュに聞く】

 ――初回後の修正と、状態はどうだったのか。

 「味方打線がいいのは本当に分かっていたので、悪くても何とかゼロを並べていけばチームに勝利がくると思っていた」

 ――過去に精神と肉体がアンバランスだったことは記憶にあるか。

 「シーズン中でも多々ありました。なかなか初回の気持ちの入り方というか、調整できなかったり。それは人間なので誰にでもあると思う」

 ――スタンディング・オベーションでは帽子をとらなかった理由は。

 「何も言われていないので。知らなかった」

 ――勝利の瞬間は。

 「何回か(チームが)勝っているのをベンチで見ているけど、その時と同じ。チームが勝って良かったなと」

 ――初登板を終えて自分の求めていた舞台に立った実感はあるか。

 「雰囲気はまだつかめていない。自分にとって普通は日本。こっちではまだ自分の中に入ってきていない部分がある。だんだん慣れていけば自分のものになっていくと思う」

 ――最初の登板を終えて今の率直な気持ちは。

 「きょうは捕手のナポリに散々ワンバウンドを投げたので、彼の体が大丈夫かどうかが心配(笑い)。勝つとかは関係ない」

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2012年4月11日のニュース