藤浪さらに進化を「150キロ出なくても勝てる投手に」

[ 2012年4月6日 06:00 ]

センバツ決勝から一夜明け、優勝を報じるスポニチ本紙大阪版を手に笑顔を見せる大阪桐蔭・藤浪(右)と水本主将

 第84回選抜高校野球大会で初優勝を飾った大阪桐蔭ナインが5日、大阪府大東市内の同校野球部合宿所に凱旋した。午前11時頃に大阪市内の宿舎から到着。学校関係者や居残り部員らから祝福を受けた。6日の始業式で、全校生徒に優勝を報告する。

 センバツ史上最速タイの153キロを計測するなど全5試合に登板して初優勝の原動力となった藤浪は「まだ実感がわきません。“凄いことをしたんだ”という気がしない」と意外にも淡々とした表情。その上で「夏も勝ってこそ。夏までに球威、球質を上げて、もし150キロが出なくても勝てる投手になりたい」と早くも史上7校目の春夏連覇に照準を合わせた。

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2012年4月6日のニュース