オリックス 9回2死から追いつく!2-2の引き分け

[ 2012年4月6日 20:55 ]

9回、同点打を放ち、ハイタッチするオリックスのバルディリス

 オリックスが0―2の9回に追い付いて引き分けた。2死走者なしから連打で一、三塁とし、T―岡田、バルディリスの連続適時打で同点とした。楽天の田中は8回までは3安打無失点と好投していたが、最後で踏ん張れなかった。

 オリックス-楽天は6日、京セラDで行われ、楽天が11連敗中と大の苦手としているオリックスの金子から先制点を挙げた。2回、フェルナンデスの二塁打と犠打で1死三塁とし、高須が中前適時打。「気持ちで打ちにいった」と今季初打点を喜んだ。

 天敵との対決を前に、星野監督は「いつまでもやられるわけにはいかない」と気合の入った表情を見せていた。36歳のベテランが最初の好機で、その姿勢に応えた。

 また、楽天の先発・田中は5回まで四球と死球を1つずつだけのノーヒット投球。田中は開幕戦のロッテ戦で6回5失点で黒星を喫しているだけに、今季初勝利へ気迫の投球を続けている。6回に坂口に初安打を打たれ、続く大引も左安打の2死一、三塁のピンチを招いたが、後藤の中堅への当たりを聖沢が候補し無失点で切り抜けた。

 オリックスは8回から金子に代えミンチェを投入。9回、楽天は2死二塁から聖沢の左前打で2点目をマークした。その裏、オリックスは2死から李大浩、高橋信の連打で一、三塁とし、T-岡田の右前タイムリーで1点を返した。さらにバルディリ も右前適時打で追いついた。

 その後、両者得点を奪えず、延長11回2-2で引き分けた。

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