斎藤、7回2失点で今季2勝目!ロッテの連勝止めた

[ 2012年4月6日 21:13 ]

ロッテ戦に先発した日本ハム・斎藤

パ・リーグ 日本ハム6-3ロッテ

(4月6日 QVC)
 チーム60年ぶりの開幕4連勝と好調のロッテは6日、本拠地QVCの開幕戦で日本ハムと対戦。ロッテは成瀬が先発。日本ハムは開幕戦で完投勝利を挙げ「今は持ってるではなく、背負っています」とコメントした斎藤が先発。

 日本ハムは初回、糸井の四球を足場に暴投もからめ2死三塁とするが、中田は空振りの三振に倒れた。3回には先頭の金子が中前打で出塁。犠打と内野ゴロで三塁まで進め、小谷野が右翼線二塁打を放ち1点先制した。

 ロッテはその直後の3回裏、先頭の里崎が斎藤の外寄りの直球をとらえ左中間スタンドへ豪快な一発。チーム初安打が本塁打となりすぐさま同点に追いついた。里崎は「(QVC)マリンでの初打席だったからなんとかしたかった。ファンの気持ちがスタンドまで運んでくれた」とコメントした。
 
 同点に追いつかれた日本ハムは4回、稲葉の右中間三塁打、陽岱鋼の右犠飛で1点勝ち越し。負けじとロッテはその裏、井口、ホワイトセルの連打で1死一、二塁としてサブローの中前適時打で再び同点に追いついた。

 6回、日本ハムは田中、中田の連打で1死二、三塁と好機を作り、稲葉の中犠飛で再び1点勝ち越した。

 8回にも2死一、二塁から稲葉が右前に適時打を放ち1点を追加した。

 日本ハムは9回に2死一塁から糸井が今季1号となる2ランを右翼席に叩き込み、さらにリードを広げると、最終回のマウンドには武田久。1死から大松に右越えソロを被弾、里崎、福浦に連続安打を打たれるなどピリッとしない内容ながら、どうにか1失点でしのいだ。先発の斎藤が7回2失点で開幕戦に続く白星で今季2勝目。ロッテは開幕からの連勝が4で止まり、今季初黒星となった。

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