大田 22打席目で初安打 悪癖修正の効果出た

[ 2012年3月11日 08:41 ]

<ソ・巨>9回1死満塁、巨人・大田が中前に2点適時打を放つ

オープン戦 巨人4-1ソフトバンク

(3月10日 ヤフーD)
 巨人の大田が同点の9回1死満塁から中前に2点適時打。オープン戦22打席目にしての初安打が決勝打になった。

 「しっかりスイングできた。これからいい結果がついてきてくれると思う」。外野の定位置争いへの生き残りの一撃だった。

 沖縄での第2次キャンプで原監督が苦言を呈した。「(大田)泰示、俺も江藤(打撃コーチ)もホームランバッターだ。左中間にフェード気味に打とうと思ってやってきた」と左肩が早く開く悪癖と、当てるようなスイングにダメ出し。体の左側に壁をつくり、豪快なスイングを徹底した。6日の広島戦(マツダ)後には、原監督が「だいぶもよおしてきている。もう少しだね」と独特の言い回し。その言葉通りの結果に、指揮官は「いいきっかけになれば」とさらなる奮起を促した。

続きを表示

2012年3月11日のニュース