新井 代打で左犠飛 選手会会長としてあいさつも

[ 2012年3月11日 06:00 ]

<日本・台湾>試合前のセレモニーであいさつする日本代表・新井

東日本大震災復興支援試合 日本代表9―2台湾代表

(3月10日 東京D)
 日本プロ野球選手会会長を務める日本代表の新井が5回1死一、三塁から代打で登場し、左犠飛で追加点をもたらした。

 打席に入る前には大歓声が上がり「うれしかったですね。たくさんの声援をいただいて感謝している」と笑顔だった。昨年は開幕問題で東奔西走。延期させた後、セ・パ同時開幕を実現させた。試合前のセレモニーでは選手を代表してあいさつ。試合では守備には就かずに1打席で退いたが、阪神の主軸としての面目を保ち、「野球選手だから野球で支援していければ」と話した。

 ◆新井スピーチ全文

 まず、昨年の大震災を経験し大変なご苦労をされている被災地の皆様にはあらためてお見舞い申し上げます。加えて、日本を元気にするためこの試合に臨んでいただいたCPBL(中華職業棒球大連盟)の皆様に対して、日本人を代表し感謝申し上げます。僕たちは全力でプレーすることで誰かを力づけ、誰かを勇気づけられることを信じ、戦って参りました。それは今年も変わりません。その思いを胸に大切な試合を全力で戦いたいと思います。どうぞご声援よろしくお願いします。

 

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2012年3月11日のニュース