福島県浪江町出身の加藤翔吾君 ノーバウンド始球式

[ 2012年3月11日 06:00 ]

<日本・台湾>始球式を行う福島県浪江町出身の加藤翔吾君

東日本大震災復興支援試合 日本代表9―2台湾代表

(3月10日 東京D)
 始球式は福島県浪江町出身の加藤翔吾君(12)が行った。見事なノーバウンド投球で「(みんなを)代表して投げたので頑張りました」。

 浪江町は福島第1原発の警戒区域内のため、現在は都内で生活中。福島の野球チームの仲間にはまだ会えていないというが、マウンドで楽天・田中から「頑張って」と声を掛けられ大喜びだった。また、この日は被災者3785人が招待され、バックネット裏2階席で観戦。津波で岩手県大槌町の自宅が流されてしまったという田鎖快都君(8)は両親と3人で訪れ「初めての東京ドームはうれしい」と笑顔で話した。

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2012年3月11日のニュース