おかわり さすがの初回同点打「打てて良かった」

[ 2012年3月11日 06:00 ]

<日本・台湾>初回、同点打を放つ日本代表の中村

東日本大震災復興支援試合 日本代表9―2台湾代表

(3月10日 東京D)
 日本代表初選出で4番に座った中村が重責を果たした。1点を追う初回1死一、三塁で同点の左前適時打。「被災者の方がたくさん来ていたので、チャンスで打てて良かった」と喜んだ。

 3回も2死から右前打を放ち、続く栗原の2ランにつなげた。そして最終打席の8回1死はフルスイングで球場を沸かせた。「本当に喜ばせるのは本塁打だと狙いましたけど、なかなか難しいですね。シーズンで見せたいと思う」。7日の楽天戦(明石)での左足首負傷を押しての出場。スイング後にバランスを崩すほど豪快な空振り三振でもスタンドを沸かせた。

 初めて背負った日の丸に「野球をやっている以上は代表のユニホームを着たい気持ちはあった。これからも選ばれるようにしたい」と刺激を受けた。途中出場した大阪桐蔭の後輩・中田も2安打2打点で、次回WBCではクリーンアップを組む可能性も十分。もちろん、4番を譲るつもりはない。

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2012年3月11日のニュース