元箕島監督の尾藤さん 和歌山県有田市名誉市民に

[ 2012年3月11日 06:00 ]

故尾藤公元監督へ名誉市民の称号を贈呈され、記念写真に納まる息子の尾藤強さん(右から2人目)

 和歌山・箕島の元監督で、昨年3月に亡くなった故尾藤公氏に10日、出身地の同県有田市から名誉市民称号が贈られた。

 同市の名誉市民は4人目。贈呈式は、79年夏の甲子園で箕島と球史に残る延長18回の熱戦を繰り広げた星稜の山下智茂名誉監督の講演会の冒頭で行われた。記念の盾を受け取った長男の勉さん(42)は「親友でありライバルである山下先生がお越しになった日に賞を頂き、本人も一番喜んでいるのではないかと思います」と謝辞を述べた。

 尾藤元監督は66年から箕島の監督を務め、79年に春夏連覇を達成するなど春3度、夏1度、甲子園大会を制覇した。11日には同校グラウンドで箕島―星稜のメモリアルゲームが行われる。

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