得意の地元も黒星スタート…落合竜“出遅れ”

[ 2011年4月16日 06:00 ]

セ・リーグ 中日4―5阪神

(4月15日 ナゴヤD)
 圧倒的な強さを誇った“聖地”で、中日がまさかの黒星発進だ。昨季のレギュラーシーズンは51勝17敗1分けの勝率7割5分。阪神戦では10勝2敗と一方的に打ち負かしていたナゴヤドームで競り負け、落合竜が開幕から1勝3敗と出遅れた。

 「そりゃ、去年みたいなことはないわ。ここで全部勝っていたわけじゃないしな。みんな(報道)の書き方だと全勝してたみたいだけどね」

 まだ始まったばかりとあって穏やかに話した落合監督だが、波に乗れずにいるのは確かだ。この日も先発・朝倉が4回5失点KO。この4戦は先発投手が全員6回までに4点以上を失っている。

 3回から突然乱れ、4回には林威助、俊介に被弾した朝倉は「勝負どころで甘くなってしまった」とがっくり。復帰間近とはいえ、吉見、チェンの二枚看板の出遅れが響いている現状だ。

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2011年4月16日のニュース