東尾修氏「今も耳に残る“一緒に甲子園へ行こうや”」

[ 2011年3月6日 13:14 ]

 【尾藤公さん死去】箕島高OBで元西武監督の東尾修氏(60)が、恩師・尾藤公さんの死を悼んだ。

 1968年の春、尾藤さんが監督就任3年目で甲子園初出場を果たしたときにエースだった東尾氏。「京都の平安高に進学するつもりだった私を熱心に誘ってくれたのが尾藤さんだった。“一緒に甲子園へ行こうや”。熱い言葉が今も耳に残っている。殿堂入りまでさせてもらった私の野球人としての第一歩を踏み出させてくれた恩師。昨年暮れ、病院にお見舞いした時は、顔を見るのがつらくて窓の外ばかり見ていた。思い出がありすぎて、今は言葉が出てこない」と悲痛な胸中を明かした。

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2011年3月6日のニュース