福井「大トリ」デビューも1回零封に合格点

[ 2011年3月6日 06:00 ]

<広・ロ>ロッテ戦の8回から登板し、1回1安打無失点と好投する広島の福井

オープン戦 広島8―0ロッテ

(3月5日 マツダ)
 広島のドラフト1位・福井(早大)が、ロッテとのオープン戦で実戦初登板した。

 「凄く緊張した」という立ち上がりは、先頭の塀内にいきなり3ボール。1ストライクを取って落ち着くと、フルカウントからの6球目はこん身の内角球でこの日の最速145キロをマーク。最後は右前打を許したが、大松、伊志嶺は中飛、神戸をカウント1―2から外角低めの143キロで見逃し三振に斬った。「(納得いく球は)最後の1球くらいです。まだリリースも定まっていません。どう力まず投げるか…難しいですね」。日本ハム・斎藤、西武・大石の早大ドラ1トリオの「大トリ」デビュー。野村監督は「合格点。いいストレートを見せてくれました」と評価。福井も「オープン戦で先発させていただければ、そこで結果を出したい」と意欲的だった。

 ▼ロッテ・大松 クイックがしっかりしていて球自体も良かった。リリースに力が入っていて、直球にメリハリがあった。

 ▼ロッテ・神戸 腕が遅れてきてタイミングが合わせづらかった。(最後の球は)自分では「低い、ボール」と思ったが、下から伸びてくるいい球だった。

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2011年3月6日のニュース