榎田 阪神38イニングぶりの失点も前向き

[ 2011年3月6日 06:00 ]

<神・横>6回表、初失点を喫するも笑みを浮かべながらベンチに戻る榎田

オープン戦 阪神5―1横浜

(3月5日 レクザム)
 阪神38回ぶりの失点を榎田(東京ガス)が喫した。

 2番手で登板した5回は2三振を奪う完璧な内容だったが、6回は2四球で2死一、二塁とされ、吉村に左翼線二塁打を浴びた。直前に森田が邪飛を落球し、仕切り直しの勝負で適時打されたが「味方のエラーは味方がカバーしないといけないので…」。自責点はつかず、2回を1安打4奪三振。「四球が失点につながったことを次に修正していかないといけない」と前向きだった。

 ≪自責点なしなら「41回」で継続中≫阪神は6回に榎田が1失点。2月26日のオリックス戦(安芸)4回の1失点以降続いていた連続イニング無失点が37イニングで途切れた。ただしこの日の失点は野手の失策がらみで、投手に自責点がつかないため“自責点なし”の連続記録は41イニングで継続中。65年以降のオープン戦では95年のオリックスと並ぶタイ記録となった。これでチーム防御率は0・20となり2位の広島1・73を引き離し断トツ。その半面チーム打率・195は12球団唯一の1割台と投高打低状態だ。

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2011年3月6日のニュース