マエケンさすがの安定感 開幕へ「いい感じできている」

[ 2011年3月6日 17:28 ]

ロッテ戦に先発し、3回を無失点と好投した広島・前田健

オープン戦 広島2―1ロッテ

(3月6日 尾道)
 昨季の沢村賞右腕、広島の前田健が3回を内野安打1本に抑え、無失点。「会心の当たりがなかったのは良かった。いい感じできている」と満足そうに話した。

 前回の登板は立ち上がりで制球に苦しみ、2回3失点に終わっていた。だが「きょうは反省が生かせた」と初回から安定した投球で次々とストライクを奪った。フルカウントになる場面が多かったが、それも「際どいところに投げた」結果。決め球のスライダーを含む全球種を満遍なく投げて打者の反応を確認しつつ、厳しいところを突いて内野ゴロを打たせた。

 2年連続の開幕投手へ、前田健は「いろいろ研究されると思うけど、それ以上にいかないといけない。不安はない」と力強く言い切った。

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2011年3月6日のニュース