沢村 遠投でワインドアップ投法練習

[ 2011年3月6日 06:00 ]

 開幕投手候補にも挙がる巨人の沢村は1軍に帯同せず、ジャイアンツ球場で行われた投手陣練習に参加した。

 ブルペンには入らずに、約50メートルの遠投では体を大きく使うことを意識。川口投手総合コーチのセットポジションからワインドアップへの変更指令を受けたもので「確かにセットだとフォームは小さくなる。遠投で体の使い方を大きくしたい」と習得に前向きだ。

 中大入学当初はワインドアップだったが、セットポジションに変更すると最速は149キロから157キロまでアップした。もしワインドアップで体重移動をスムーズに行うことができれば、投球の幅は確実に広がる。「ブルペンでいきなりというよりも、まずは遠投から試していきたい」と沢村。試行錯誤を重ねながら、次回登板の12日オリックス戦(京セラドーム)に臨む。

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2011年3月6日のニュース