栗山 鼻手術でキャンプ不参加…開幕構想に暗雲

[ 2011年1月28日 06:00 ]

出陣式後、栗山は無念の表情で鼻の手術について語る

 西武・栗山巧外野手(27)が、2月1日に「左慢性副鼻腔(びくう)炎」の手術を受けることが27日、決まった。内視鏡での手術となるが、約2週間の安静期間が必要なことから、キャンプ不参加が決定した。3月のオープン戦期間で1軍に合流し、急ピッチで開幕戦を見据える。

 昨年はチームでただ1人のフルイニング出場を果たした不動の2番打者がいきなりの離脱となる。年明けに鼻の通りが悪くなり、頭痛やおう吐の症状が出たことから26日に検査し、手術が決まった。栗山は「チームに迷惑をかけて、自己管理不足と反省しています。オープン戦の序盤で復帰できれば」と神妙な顔つきで語った。

 年明けからの自主トレでは体づくりを中心に動いてきたが、術後2週間は激しい運動ができない。開幕構想に暗雲となる事態に、渡辺監督は「キャンプは無理だろうね。しっかり治して開幕に間に合えばいい」と、焦らずに調整させる方針を示した。キャンプでは栗山に代わって斉藤がA班に参加する。

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2011年1月28日のニュース