菊池ら出廷も?解雇無効など求め、デーブが提訴

[ 2011年1月28日 06:00 ]

 選手への暴行などがあったとして昨年7月に西武を解雇された大久保博元前2軍打撃コーチ(43)が27日、球団を相手に解雇無効の確認と慰謝料など計2126万3000円の支払いを求めて東京地裁に提訴した。

 大久保氏の代理人を務める阿部鋼弁護士は「暴行に関する事実誤認と、解雇に理由がないことを本訴で主張し、プロ野球コーチの労働者としての立場にスポットを当てて争います」とコメントした。

 球団は広報部を通し「訴状が届いていないので具体的にお話しできませんが、提訴が事実ならば信じられないことです。断固、闘っていきます。当社の主張を尽くし、適切な対応を行ってまいります」とした。大久保氏は昨年8月に地位保全などの仮処分申請を同地裁に却下されると、即時抗告、12月に却下された。裁判となれば暴行を受けたとされる菊池ら関係者が出廷する可能性もある。

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2011年1月28日のニュース