坂本 宮崎フルーツ&サプリで“内から変わる”

[ 2011年1月28日 06:00 ]

明治製菓の広告用撮影を行う坂本

 今年は体内改革も目指す。巨人・坂本勇人内野手(22)が27日、明治製菓「SAVAS(ザバス)」と広告契約を結び、サンマリンスタジアム宮崎で撮影に臨んだ。同社の栄養士からは食事面のアドバイスを受け「果物や乳製品を食べるようにしたい」と改善に取り組む。

 目からうろこの助言だった。「体の切れが出たり夏バテ防止になると聞いた」。毎食事に果物と乳製品を摂取する。キャンプ地の宮崎は、マンゴーやきんかんなどビタミン豊富な果物の宝庫。「やらないのとやるのでは全然違うのでやっていきたい」と実践する。

 さらに、サプリメントも本格導入。すでに、グアム自主トレ中からビタミンやミネラル、グルコサミンやコラーゲンなど5種類を服用している。これまでは、一般的なアミノ酸やプロテインを取っていた程度。「これを機にプロとして栄養的な部分でももっと意識してやりたい」と積極的だ。

 この日から宮崎県総合運動公園で始まった合同自主トレでは、ランニングやノックで軽快な姿を披露。その後のフリー打撃でも快音を連発した。今季は、中堅から右方向への強い打球を増やすためにも「ボール半個分でもポイントを近づけたい」と課題を挙げる。

 練習後の撮影ではカメラマンの要求に対し、懸命に表情をつくった。「いい勉強と思って」と照れ笑いしたが、同社関係者は「若くて将来嘱望される選手。可能性にかけていきたい」と起用理由を明かした。同世代の投手では同僚の沢村、日本ハム・斎藤、楽天・田中らが注目を集めるが、野手の「顔」は坂本だ。

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2011年1月28日のニュース