新燃岳噴火 巨人、広島、西武キャンプに影響も

[ 2011年1月28日 06:00 ]

 宮崎、鹿児島両県の県境にある霧島山系の新燃岳が噴火した影響は、プロ野球キャンプ地も直撃した。巨人が合同自主トレを行っている宮崎市内は、噴火口から約55キロの距離。練習の時間帯こそ青空が広がっていたが、夕方には上空も灰色の噴煙が延びてきた。宮崎駅を通っている日豊本線も一部区間で運休するなど交通にも影響が出始めた。

 2月1日から広島の2軍キャンプが行われる宮崎県日南市の天福球場は数センチの火山灰が堆積し市職員が整備作業を行った。球団関係者は「キャンプまで時間があるので、とりあえず推移を見守りたい」と話した。西武も同じ日南市の南郷をキャンプ地とするだけに、影響が懸念される。

続きを表示

2011年1月28日のニュース