モヤモヤ残る黒星…ソフトバンク、浮上ならず

[ 2010年8月25日 22:20 ]

 【ソフトバンク2―4オリックス】ソフトバンクにとってモヤモヤが残る黒星となった。打線は毎回の15三振を喫し、終盤には守備も乱れた。ここまで14勝の和田にエース金子千をぶつけてきた相手の思惑通りの展開となり、首位浮上はやり直しとなった。

 快速球で押してくる金子千に五回までパーフェクトに抑えられた。和田も7回2失点と粘ったが「いかんせん、金子の方が良かった。球のキレもあったし、コントロールもいい」と秋山監督も脱帽する内容。六回に川崎の適時三塁打で追い上げムードとなるが、続く打撃好調の本多が空振り三振に倒れるなど、九回に代走で出た城所以外は全員が三振を奪われた。
 ともに1点差で迎えた八、九回には三塁の森本の失策が失点につながり、勝機を遠ざけた。秋山監督は「ミスはつきものだけど、集中した中でやっていかなあかん。明日、明日。頑張っていきましょう」と吹っ切るような口ぶりだった。

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2010年8月25日のニュース