試行錯誤の末に…松井秀 今季“20本目”で9試合連続

[ 2010年8月25日 12:29 ]

レイズ戦の2回、中越えに適時二塁打を放つエンゼルス・松井秀

 【エンゼルス―レイズ】若手右腕デービスの速球を打ち返した松井秀のライナーが、懸命に背走する中堅手アップトンの頭上を越えた。4点を先行された直後の2回、無死二塁からの一振りは、1点を返す今季20本目の二塁打となった。

 2試合連続の適時二塁打で、これで9試合連続安打。前半戦終盤からの不調が長引いたが「結局は自分でバットを振り、工夫して、いい状態をつかむ。それ以外に道はない」と試行錯誤を重ねてきた。いまは、どっしりとした構えから打球に力を伝えられている。元気のないエンゼルス打線で松井秀の力強さが際立つ。(共同)

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2010年8月25日のニュース