落合監督「職場放棄 語る資格ない」

[ 2010年8月25日 06:00 ]

<巨・中>5回、一塁での微妙なタイミングでのアウトに、中日・落合監督が谷一塁塁審に「足がベースから離れている」とアピールする

 【中日4―6巨人】指揮官の執念も実らなかった。中日・落合監督が審判への猛烈な抗議で今季初の退場処分。試合後は一転した穏やかな表情で「退場になった時点で職場放棄。語る資格がない。コーチにいらない迷惑をかけた」と振り返った。

 ブランコの一発で1点を返し、なおも5回1死一、二塁の場面。チェンが犠打を決めた際に、一塁への送球を受けた脇谷の右足がベースを離れたとみた落合監督が、勢いよくベンチを飛び出した。猛抗議は7分間。遅延行為で退場処分となったが、奮起した打線は荒木、藤井が連続適時打。一時は同点に追いついたが、最後は小笠原にやられた。

 ▼谷一塁塁審(落合監督の抗議について)一塁手の足が離れているんじゃないか、ということの繰り返しです。(ベンチから)出てきたからには(すんなりとは)帰れないと言っていた。

 ▼中日・チェン(4回に2四球に4安打を集中され4失点)勝負するところでしっかり勝負しないと。四球になってその後の展開を悪くしてしまった。

続きを表示

2010年8月25日のニュース