王者フィリーズまず1勝!粘るドジャースを振り切る

[ 2009年10月16日 13:29 ]

フィリーズ先勝!ルイス&イバネスが豪快3ラン

 【フィリーズ8―6ドジャース】試合が大きく動いたのは5回。1点を追うフィリーズが突如制球難に陥ったドジャースのカーショーを攻め立て、3長短打などで5点。一気の逆転に昨季ワールドシリーズ覇者の底力が見えた。
 8番の伏兵ルイスの左越え3点本塁打に続き、2死後には打点王ハワードが右に2点二塁打。フィリーズのマニエル監督が「彼の才能は言い尽くせない」と絶賛するハワードの1打で21歳の左腕を引きずり降ろした。
 もちろん21年ぶりのワールドシリーズ進出に挑むドジャースはあきらめない。その裏にはトーリ監督が「主砲の責任を自覚している」と信頼を置くラミレスの自身のポストシーズン通算最多本塁打記録を29本に更新する2ランなどで1点差に。
 ただ、経験と実績に裏打ちされた試合運びのうまさではフィリーズに分があった。反撃を継投でしのいで迎えた8回にイバネスが3ラン。最後まで粘るドジャースを振り切り、王者が初戦勝利を手にした。(共同)

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2009年10月16日のニュース