トヨタ自動車連覇見えた！２年目トリオ活躍

　【トヨタ自動車７―０日本生命】トヨタ自動車は２年目トリオの活躍で２年連続の決勝進出を決めた。早大４年秋に東京六大学リーグ３冠王を獲得した田中は２安打１打点、今大会絶好調の荒波も２試合連続の３安打。関西学院大出身の荻野も初回の先制打に３回の左越えソロとチーム１０安打中８安打を３人で叩き出した。「荻野や荒波には負けたくない」と田中が言えば「良い刺激」と荒波も意気盛ん。連覇へ完全に勢いに乗った。

　＜日本生命　来季へ収穫＞９安打を放ちながらホームは遠く、２年ぶりの決勝進出はならなかった。都市対抗で初戦敗退するなど今季の主要大会は苦戦続きだったが、杉浦監督は「若い投手が出てきて４強まで来られた。課題も見つかりウチの野球のスタートラインです」と来季への収穫を口にした。